以前、
大地形の分類において、
3つの分類を見ました。
の3つでしたね。
今回は、
新期造山帯について、
見ていきたいと思います。
新期造山帯の誕生
新期造山帯は中生代のジュラ紀以降にできた脈々と動く山々のことです。
つまり、ジュラ紀・白亜紀と新生代にできた山々によって作られた境界です。
その頃は恐竜類が繁栄し、
哺乳類が出現した頃です。
新生代は地球上の歴史では、非常に最近で、
それは私たち哺乳類の歴史と共にしています。
つまり、新しい土地なのです。
新しい土地であるため、
隆起や沈降の影響をダイレクトに残した
そのまんまの荒々しい土地です。
超最近できたので、
起伏が大きく高い山脈が多いです。
そのため、生きているところに住んでいるため、
地震や火山などの災害の危険性が多い大地です。
新期造山帯とは?
古期造山帯はかつてのプレートの境界でしたが、
新期造山帯は現在のプレートの境界ということが言えます。
起伏が激しい急な山脈が多く、地震も多く、
火山活動も活発で、自然災害が非常に多いです。
(温泉や地熱発電による恩恵も一部受けられますが…)
地震の被害が多い
狭まる境界について以前書いてますので、
よかったら見てくださいね。
新期造山帯の分布
新期造山帯は、2つのラインしかありません。
- アルプスヒマラヤ造山帯
- 環太平洋造山帯
の2つです。
新期造山帯では、
石油や銅がとれます。
詳しくは…

ではこれから2つの造山帯を具体的にみていきましょう。
アルプス・ヒマラヤ造山帯(山系)
アルプス山脈は、
ヨーロッパにあります。
ヒマラヤ山脈は、
インドと中国の国境ぐらいにあります。
世界一高い山であるエベレストは、
アルプス・ヒマラヤ造山帯に含まれます。
それらがひと続きの造山帯を形成しています。
詳しくは…

環太平洋造山帯(山系)
太平洋を取り囲むように、
アンデス山脈からロッキー山脈、
日本列島、フィリピン諸島、
インドネシア諸島、ニューギニア島、
ニュージーランドを通って、
南極大陸に向かい、そうして、
アンデス山脈へと一回りしています。
環太平洋の西側は島で囲んでいますが、
海底から考えれば立派な山です。
古期造山帯のオーストラリアには
火山はありませんが、
新期造山帯のニュージーランドには
火山があります。
詳しくは…

日本も新期造山帯なので、
石油が出るはずですが、
おそらく資源国であるのが、
バレると攻められるので、
海底調査等はしていません。
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