大地形の分類

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地形環境
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大地形と小地形

今回のメモ
大地形
内的営力によって作られます。
小地形外的営力によって作られます。

内的営力とは?

内的営力(ないてきえいりょく)とは今までのマントル対流やプレートの動きのように、
地球内部のエネルギーによって大きな地形を作る力のことです。

  • 地殻変動
  • 火山活動
  • 造山運動

なども内的営力です。

外的営力とは?

外的営力(がいてきえいりょく)とは
太陽エネルギーによる気候変動で起こった
雨や風、波、氷河などの、
地球の表面より外で起こった出来事の力をいいます。

三角州や扇状地などの比較的小規模な地形も外的営力によるもので、
それらを小さな地形といいます。

大地形の整理

  • 安定陸塊(あんていりくかい)
  • 古期造山帯
  • 新期造山帯

の3つです。

安定陸塊

先カンブリア時代造山運動を受け、
古生代以降は緩やかな造陸運動だけを
受けた地域を安定陸塊(あんていりくかい)といいます。

安定陸塊の大地形の特徴。分布や資源は?卓状地や楯状地とは何?
先カンブリア時代に造山運動を受け、 古生代以降は緩やかな造陸運動だけを 受けた地域を安定陸塊(あんていりくかい)といいます。

古生代以降の約5億年に侵食を受けて、
平坦な地形になりました。

古期造山帯

古生代に激しい造山運動を受け、
その後侵食された山地を古期造山帯といいます。

大地形~古期造山帯は古生代にできた山~
古生代に激しい造山運動を受け、その後侵食された山地を古期造山帯(こきぞうざんたい)といいます。 古期造山帯とは古生代に大褶曲山地となったものです。 その後侵食されて、高度を下げました。 第三紀に断層作用による断裂を受けています。

1億年以上の長い期間に侵食されて、標高の低いなだらかな老年期山地となります。

新期造山帯

中生代末から新生代にかけての造山運動で形成された急峻な大山脈です。

新期造山帯(大地形)-新期造山帯は新生代にできた山
新期造山帯(しんきぞうざんたい)とは中生代末から新生代にかけての造山運動で形成された急峻な大山脈です。新期造山帯にはアルプス・ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯の2種類しかありません。造山帯は山系でも構いません。

地震帯火山帯とも一致します。

まとめ

大地形は内的営力が作ります。

大地形には、

  • 安定陸塊(あんていりくかい)
  • 古期造山帯
  • 新期造山帯

がありました。

次回からはそれぞれを見ていきたいと思います。

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