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大地形~古期造山帯は古生代にできた山~

地形環境
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以前、

大地形の分類において、
3つの分類を見ました。

大地形の分類
大地形と小地形 今回のメモ 大地形は内的営力によって作られます。 小地形は外的営力によって作られます。 内的営力とは? 内的営力(ないてきえいりょく)とは今までのマントル対流やプレートの動きのように、 地球内部のエネルギーによって大きな地形...

の3つでしたね。

今回は、
古期造山帯こきぞうざんたいについて、
見ていきたいと思います。

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古期造山帯の誕生

古期造山帯は、
地質時代の古生代に現れました。

©生物王への道

古生代というのは
約5.4億年前から約2.5億年前に相当します。

古生代というのは三葉虫やシダ植物が繁栄し、
動物が陸上に現れた時代です。

古生代の植物の進化(陸上進出~)-シダ類の繁栄と裸子植物の誕生-
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古生代は地球上の歴史では、非常に最近ですが、
人類の歴史でみると大昔に相当します。

つまり、古い土地なのです。
古い土地であるため、
水の流れ風化などの作用によって
土地が削られることに長い長い年月がかかっています。

 

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古期造山帯の性格

古生代に大褶曲山地となったものです。

その後侵食されて、高度を下げました。
第三紀に断層作用による断裂を受けています。

また、古期造山帯では、石炭が取れることが多いです。

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古期造山帯の分布地域

古期造山帯は長い間の侵食で、
緩やかになった山地のことでしたね。

古期造山帯に含まれる
山系・山脈を見ていきたいと思います。

以下はいずれも安定陸塊の周辺に存在します。
これらはもう火山ではありません。

カレドニア山系

  • スコットランド高地
  • スカンディナヴィア山脈

  • スヴァールバル諸島

など。

ヘルシニア山系

  • アルモリカン系統(ブルターニュ半島など)
  • バリスカン系統(ジュラ、ヴォージュ、エルツ、ズデーテン山脈など)

アルタイ山系

  • テンシャン山脈

  • クンルン山脈
  • チンリン山脈

  • アルタイ山脈
  • ヤブロノイ山脈

など。

アパラチア山脈

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ウラル山脈

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グレートディバイディング山脈

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ドラケンスバーグ山脈

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