地中海式農牧業

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世界の農業地域、林業・水産業
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地中海式農牧業の特徴

地中海式農牧業とは
地中海性気候(Cs)に位置する地域で、
広く行われている農牧業のことです。

地中海性気候は、
夏は亜熱帯高気圧の影響で高温乾燥、
冬は温暖湿潤な地域です。
水が全く無いと光合成ができないため、
植物は育ちにくいです。

光合成の過程と光合成の反応式
植物は、光エネルギーを用いて、葉の気孔から取り込んだ二酸化炭素を糖に合成します。この反応を光合成(photosynthesis)といいますね。ここまでは中学校でも習ったことです。光合成は、地球上の生物にとって、もっとも大切な生理反応のⅠつで

そのため、二圃式農業が発達しました。

「圃」とは
圃とは田圃たんぼの「ぼ」です。圃場の圃です。畑や田圃の区画のことをさします。ちなみに哺乳類や浦などの「つくり」である甫は苗を育てる畑のこと(人間で例えると保育所や幼稚園)です。

二圃式農業とは?

二圃式農業とは、
1つの畑に同じ作物を何回も植えるのではなく、
何も植えない休みの時間を間にはさむ事をさします。
休みの畑のことを休閑地といいます。

何年も同じ作物を植え続けると、
連作障害や地力の低下がおこりやすいです。

地中海式農牧業では、
冬場は冬小麦を植え、
夏場は乾燥に強い羊やヤギの飼育を行っていました。
羊やヤギの糞で地力が回復していたのでしょう。

とはいえ夏は雨が少なく、
乾燥しているので牧草が足りないこともあり、
一部は高地のアルプと呼ばれる牧場に
移牧することがありました。

地中海式農牧業の栽培作物

地中海式農牧業も商業的農牧業の1つなので、
商品作物を作るようになってきました。

夏の乾燥に強い果樹や樹木作物が多いです。

  • オリーブ
  • オレンジ(柑橘類)
  • ブドウ
  • コルクガシ

近年では、野菜栽培を中心とした遠郊農業も行われています。

イタリアントマトは近年日本でもよく育てられています。
(サンマルツァーノ・ロッソナポリタンなど)

またコルクガシはワインの栓にも利用できるので、
ワインづくりもブドウ栽培とともに盛んです。

地中海式農牧業の分布(主な国)

  • ヨーロッパの地中海沿岸
  • アメリカ合衆国(カリフォルニア州)
  • オーストラリア南西部
  • 南アフリカ共和国南西部
  • チリ中部

などワインの産地が多いです。

 

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