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地形環境

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構造平野~ケスタ・メサ・ビュート~

構造平野は地層が侵食を受けて少し変な地形を見せるときがあります。侵食を受けにくい硬層が残されて、軟層だけが侵食を受けていく場合があります。という訳で、細長い山のようなものが残ってしまいます。これの頂が狭いものをビュートといいます。頂の部分が広く机状になっているものを、メサといいます。構造平野の周辺で地層がやや斜めに傾いている場合、軟層が主に削られて、硬い所は残ってしまいます。そういう侵食を受けてその地形が階段状になってしまうという訳です。これをケスタといいます。
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堆積平野-洪積台地-海岸段丘編

以前、堆積平野の概要について説明しました。 さらに、洪積台地についても、 説明しました。 今回は、洪積台地の分類の1つ、 海岸段丘についてお伝えしたいと思います。 海岸段丘とは? 海岸付近に見られる階段状の地形を海岸段丘といいます。 河岸段...
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プレートの境界③~ずれる境界~

以前、 プレートとプレートのつなぎ目のところで、 さまざまな変動が起こります。 とお伝えしました。 今回はそのうちの1つ、 ずれる境界について見ていきたいと思います。 ずれる境界 ずれる境界は 2つのプレートの境界が水平方向に ずれ動いてい...
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堆積平野~洪積台地について~

前回、堆積平野のお話をしました。 今回は堆積平野を構成する 洪積台地こうせきだいちについて見ていきましょう。 (洪積)台地とは? 以前、書いたように 洪積の由来となった洪積世というのは、 更新世の別名です。 約260万年前~約1万年前の更新...
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大地形-新期造山帯-アルプスヒマラヤ造山帯(山系)

新期造山帯は、 中生代から新生代にかけて 造山運動を受けて形成された山地群でしたね。 新期造山帯には、 アルプス・ヒマラヤ造山帯 環太平洋造山帯 の2つだけが地球上に現在存在しています。 今回は、 アルプス・ヒマラヤ造山帯を見ていきたいと思...
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大地形の分類

大地形と小地形 今回のメモ 大地形は内的営力によって作られます。 小地形は外的営力によって作られます。 内的営力とは? 内的営力(ないてきえいりょく)とは今までのマントル対流やプレートの動きのように、 地球内部のエネルギーによって大きな地形...
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火山の分類と火山と人間生活

噴出したマグマの粘性の大小によって、火山の形状を変えます。 過去の火山の分類 かつて日本には、 活火山 休火山 死火山 という分類がありました。 しかし、1979年10月28日の 死火山に分類されていた 御嶽山噴火により、 上記の分類は廃止...
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プレートの境界②~狭まる境界~

前に、プレートとプレートの境界で さまざまな変動が起こることになるとお伝えしました。 今回はプレートの境界シリーズ第2段ということで、 狭まる境界についてお伝えします。 狭まる境界 プレートの境界が徐々に狭くなっていく境界を 狭まる境界とい...
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プレートテクトニクス理論とは?

1枚1枚のプレートが、マントル対流の上に乗っていて、 少しずつわずかに動いている。これがプレートテクトニクス理論です。