中世ヨーロッパの三圃式農業

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三圃式農業とは

三圃式農業の行われる場所はヨーロッパが舞台です。
中世の北西ヨーロッパでは農地を

  • 夏作地(大麦・えん麦)
  • 冬作地(小麦・ライ麦)
  • 休耕地

の三つに区分してこれを1年毎にローテーションさせながら行う三圃式農業が発達していました。

ちなみに圃とは田んぼの「んぼ」の漢字です。
田んぼは田圃と漢字では書きます。

一回休むことによって地力を回復しようとしたわけですね。
地理は地の理と書いて、地理と読みます。
ですので、土地の学問なので、農業も扱うわけですね~。

栽培する作物をローテーションさせたり休閑させたりして、作物を連続栽培することで地力が低下して収穫量が著しく低下する連作障害を防ぐためです。

休耕地ではクローバーやレンゲやアルファルファなどを育てて、
気力の回復に努めることも多いです。

この三圃式農業が後に食用作物と飼料作物の輪作して家畜を飼育する混合農業へ発展していきます。

三圃式農業の歴史

かつてはローマ帝国の支配の影響を受けて古くは北西ヨーロッパ地方では二圃式農業が行われていました。二圃式農業だと、農地の半分が休耕状態になるので、都合が悪かったのです。そこで発明されたのが、三圃式農業です。三圃式農業だと約67%は稼働できるので、生産量が飛躍的に生産量が拡大しました。

作地別の作付け

夏作地

夏作地では春小麦大麦ライ麦燕麦など栽培していました。

この作物の違いが地中海地方の農業と北西ヨーロッパ地方の農業の地域で発達した農牧業の違いを生み出したわけです。

参考リンク

地中海式農牧業
地中海式農牧業の特徴 地中海式農牧業とは 地中海性気候(Cs)に位置する地域で、 広く行われている農牧業のことです。 地中海性気候は、 夏は亜熱帯高気圧の影響で高温乾燥、 冬は温暖湿潤な地域です。 水が全く無いと光合成がで...

大麦新井麦燕麦などは家畜の飼料としても栽培されていましたから
家畜の飼育頭数を飛躍的に増やすことが可能になりました。

それまでは冬に飼料がないため、冬を越すために泣く泣く家畜を屠殺して冬を乗り切っていましたがこの三圃式農業が導入されたことによって冬でも飼料を家畜に回すことはできるようになりました。

連作障害とは?

連作とは同じ耕地に同じ作物を毎年連続して栽培することを言います。

連作障害とは同じ作物を同じ土地で何年にもわたって繰り返すことで植物によって好きな栄養分が偏ってますので、何年も同じ作物を育てているうちに地力が偏っていく現象をいいます。

例えば同じ土地である作物をずっと育てていると、
リン酸過剰になり、ネコブセンチュウが寄ってきて、根こぶ病が発生しやすくなるという現象がおこったりします。

ネコブセンチュウはグロいので、ここでは貼りません。

http://repository.nihon-u.ac.jp/xmlui/bitstream/handle/11263/204/Asafor-Chotangui-5.pdf?sequence=3&isAllowed=y
日本大学「持続的発展のための葉菜類の集約的作付体系の農業生態学的評価」ASAFOR HENRY CHOTANGUI

輪作とは?

同じ農地に毎年違う作物を一定の順序で栽培することです。

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ja 日本語