スーダンの基本地誌情報です。
スーダンの人口は4800万人です。
しかし、2019年は人口は4200万人前後であったため、
人口爆発が起こっている国でもあります。
スーダンは南スーダンと分かれる前はアフリカ最大の国でした。
スーダンは南スーダンと分割される前の現在の面積が185万平方km。
日本の5倍の面積を誇る国ですね。
スーダンは高原が広がっている特に国の中央をナイル川が流れ、
白ナイルが南北に還流し、ハルツームで青ナイルと合流します。
ナイル川の流域は川の用水を灌漑して利用することができます。
灌漑用水を利用して綿花の栽培が行われています。
北部にはヌビア砂漠が広がっており、
南部はサヘル地域となっています。
「ヌビア」
ヌビアといえば、
Civilizationシリーズのアマニトレが指導者の地帯です。
スーダンでアマニ油が取れる名産品ではありません。
ヌビアのピラミッドなどの固有建築で知られています。
一般的に歴史的にエジプトとスーダンは国民感情的に仲が悪く、
エジプトとスーダンの間には国境紛争地帯があります。
そのあたりも現地に向かう方は認識ください。
スーダンとゲジラ灌漑計画
スーダンではゲジラ計画によって、
サンナールダム、ジェベリアルダムを建設しました。
ダムでナイル川をせき止めたことで水が確保することができ、
綿花栽培が非常に増えた。
そういう計画があったんですね。
スーダンの気候
スーダンの気候です。
スーダン北部の気候
スーダンの北部は乾燥した砂漠気候です。
スーダンでは年間降水量は100ミリ以下です。
スーダン中部の気候
スーダン中部は乾季には乾燥しますが、
雨季にはまとまった降水量が見られます。
南下するに従い、雨量が増え、ステップ気候から熱帯のサバナ気候となります。
スーダンの首都・ハルツーム
ハルツームは人口は527万人(2021年)を抱えており、
かなり大きな都市ですね。
7月の平均気温は32.7°c
年平均気温120.5mm
非常に気温が高くそして降水量の少ない都市です。
ナイル川の青ナイルと白ナイルが合流する都市となっていて、
紛争が起こる前までは美しい都市として知られていました。
コメント