交通機関に求められることとは何でしょうか?
たとえば、近所の公園に行くとき、
飛行機に乗っていく人はいないと思いますが、
その時々によって、必要なものは変わってきます。
長距離性
まず、人間の行動範囲が広がっているということを考えれば、
長距離性(遠くまで運ぶことができること)が求められことになります。
2018年現在の日本人は地球の裏側である
南米大陸に行くこともあるでしょう。
そうすると、自然と
現代の交通機関は長距離性を持たないといけません。
そうすると、
https://www.h-geography.net/trafic-correspondence-trade/main_trafic/
上記の乗り物4つで比べてみると、、、
- 航空機が一番遠くまで行くことができ、
使いやすいでしょう。 - 船舶や鉄道でもそれなりに遠くまで行くことができます。
- 自動車ではなかなか遠くまで行けません。
高速性
それから速く目的地へ行きたいという欲求を満たすことが必要です。
高速性(速く運べること)が求められています。
人類はより速い馬車が欲しいと願い、
ヘンリー・フォードは車を販売しました。
昔から速さは求められています。
現代はより速さが求められています。
スピード社会ですからね。
ということで、
考えてみますと、
- 船舶はかなり遅い。
- 航空機はかなり速い
- 鉄道もそこそこ速い
- 自動車は一般的には遅い
大量性
次に、たくさん運べるか?
という問題があります。
これを大量性(たくさん運べること)といいます。
たくさんのものが運べるかということですね。
グローバルな時代の物流で、
外国から国内に大量に運搬するのに、
何が向いているか考えてみましょう。
- 船舶が強い
(大きな船、石油を運ぶタンカーなどは、何十万トンも運ぶことができます。) - 鉄道もそこそこ運ぶことができます。
- 飛行機もジャンボジェットのような大型航空機もありますが、船舶や鉄道に比べれば、あまり運べません。
- 自動車は厳しいです。
経済性
どんな距離でも、速く、大量に運んでもらえても、
値段が高ければ、使おうと思いませんよね。
経済性(安く運べること)
が必要とされています。
物が安いと経済的だとかいいますよね。
- 飛行機が速くて遠くまでいけますが、
運賃が高いので、簡単に何度も乗ることはできません。 - 船舶は大量に運べるので自分の荷物ぐらいは大変安上がりで済みます。
- 鉄道、自動車はそれなりにします。
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