民族とは、
言語・宗教・伝統的な生活様式・風俗など、
文化的特徴で分類された人類の集団のことです。
人種と異なり、
民族は視覚的には判断できないと言われています。
日本人とは何か?
この文章を読んでいる人は多くの方はおそらく日本人だと思いますが、
あなたはなぜ、日本人なのでしょうか?
日本語を話すから?
日本に住んでいるから?
宗教は神道や仏教だから?
どれもこれも、自分の意志というよりは、
元来、もともと生まれたときは日本人というものは無く、
後から気づいたらそうなっていたことが多いと思います。
こうした客観的なものの他に、
「私は日本人だ!」という主観的な分類も
いわゆる帰属意識、アイデンティティとしての日本人というのも、
民族の定義の1つでもあります。
そうやって、
日本人だと思う人が集まって、日本語というコミュニケーションツールを使い、
日本にある宗教、(神道や仏教、言霊信仰のようなアニミズムも)含め、
同じ価値観を共有し、連帯して共同でコミュニティを運営していくものです。
民族国家
かつて、中曽根康弘元首相は
1986年、「日本は単一民族国家である」との趣旨の発言をしました。

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同じ民族からなる国家を民族国家あるいは国民国家といいます。
しかし、大和民族のほかに、琉球民族やアイヌ民族、
かつて日本の領土だった朝鮮半島から渡ってきた在日朝鮮人のほかにも、
近年は主に東南アジアからの外国人労働者が大量に渡ってきており、
日本ですら複数の民族が暮らす多民族国家となっています。
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