地理の勉強法をお伝えしておきたいと思います。
ここの文章を読み込んでも、
点数を上げられるかは本人次第になりますが、
地理は国語の次に点数を上げるのは簡単な部類の科目です。
それでは見ていきましょう。
地理の勉強法
地理は暗記科目ではありません。
安心してください。
数学のグラフと同じような科目です。
なので、グラフの読み取りが苦手な人は、
中学生でも高校生でも、
まずは小学校の算数の棒グラフ・円グラフから見ていったほうがいいです。
図の暗記はざっくりでいい。
地理はイメージで覚えておいたらいいですよ。
歴史は物語。地理は現状のステータスです。
たとえば、共通テストでも受験地理でも、
都市が出題された場合でも、
砂漠の都市と砂漠の都市が、
同じ特徴の砂漠の都市は出ないでしょう。
なんらかの差がないと、問題としては出ません。
なので、この辺は寒い砂漠だなぁとか
その地形の成り立ちを覚えていれば、
わざわざこの都市は〇〇帯でという風に覚える必要はありません。
地理で大事なのは図の読み取りと経緯の把握
センター試験の時代では、地理では正誤問題がよく出ていましたが、共通テストの時代では知識暗記はほぼ無くなりました。
地理のセンスがあれば、感覚で解けてしまう問題も多くなっています。センター試験よりも勉強量は必要量が下がっていると感じます。
しかし、高校受験を彷彿とさせるような問題も多くなっており、幅広い範囲での勉強が必要となっています。
当ブログではそのため、高校地理だけではなく中学地理も扱っています。
共通テストでは最終問題は日本地理であることが多い傾向にあります。
これはセンター試験の時もそうでした。
たとえば、都市の地形の読み取り問題は必ずと言っていいほど出題されます。
ただ、地形の成り立ちさえ知っていれば、道の量などで、この辺が都会で、この辺は田地だろうというのはすぐ見抜けると思います。
地理で大事なのは、緯線と経線のように経緯の把握です。
その地形がなぜその場所にあるのか?
なぜあの国が農業生産量が高いのか?
すべては経緯で決まります。
経緯とは縦の糸と横の糸のことです。
それが織り合わさって今があるのです。
インドや中国は人口が多いから米の生産量や小麦の生産量が多い。
緯度がこのあたりだから、ぶどうやオリーブの生産量が多い。
2次試験の場合は細かい知識を問われる場合もありますが、
基本的には理由の説明。なぜ?が答えられたらいい場合も多いです。
そのため、当ブログでは、
中学地理・高校地理の両方を扱っています。
なので、用語を覚えるよりは、
理由を覚えておけば役に立つでしょう。
それは受験だけではなく、
今後の人生においても、
この地域は収入は高いけど、支出は多い、
この地域は収入も低いけど、支出は少ない、
この地域は収入は高いけど、支出は少ない、
というのが見分けられるようになります。
また、どの業種がお金を稼いでいる産業なのかも、
地理を勉強すれば見えてきます。
受験生も、受験生でなくても
勉強すれば役に立つでしょう。
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