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「イギリス病」とサッチャー政権によるイギリス病の解決-サッチャリズム-とは?

イギリス
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イギリスについては、
工業も見ていきましょう。

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イギリス病

イギリスは産業革命が
起こった土地です。

産業革命①~何故イギリスで?~ | 歴史総合ドットコム
産業革命とは 18世紀後半にイギリスで起こったもの。経済活動に機械や動力が導入。それにより、工場制機械工業が展開。その結果、社会や経済に大変革が起こった。これを産業革命と後世の歴史家は呼んだ。 なぜ、イギリスで発生したのか? 資本面 イギリ

また、イギリスは世界を支配していて、
世界の工場として軍事力も大変強く、
世界中に植民地を持っていました。

ところが、第二次世界大戦後は、
大英帝国は帝国からの独立が相次ぎ、
空中分解していき、
工業力も衰えていきました。

こういう状況で、
イギリスの世界地位は下がっていきました。

イギリスは植民地という
工業の消費国を失い、
経済的にも打撃を失いました。

これをイギリス病といいます。

ブリティッシュアズNO1の時代が終わり、
アメリカや日本にその座を追われていきました。

盛んだった国が
衰退していくことを
斜陽国化といいます。

このイギリスの斜陽国化を、
イギリス病といいます。

広大な植民地が無くなったことで、
イギリスの工業は輸出先が無くなっていきました。
需要の空白化です。

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脱イギリス病

イギリス病も終わりを迎えます。
国の病気はいつか終わりが来ます。

そのポイントは、

  • 北海油田の開発
  • 産業の合理化(人材の最適配置)

です。

それでは見ていきましょう。

北海油田の開発

北海に海底油田やガス田が見つかりました。
それがイギリスの産業の経済の
バックアップとなりました。

後方支援部隊として
とても大きなものでした。

日本も海が広く、領海排他的経済水域(EEZ)も含めたら
世界6位の広大な土地があります。

資源調査を陸海とも今の技術でやり直せば、
おそらくどこかに鉱山資源が眠っているでしょう。

日本は環太平洋造山帯ですから、
石油や天然ガス田が見つかる可能性は大きいですね。

メタンハイドレートなど新しい資源はすでに見つかっています。

 

産業の合理化

イギリスは主要産業が
国が直接介入することにより、
国際的な競争力が無くなっていきました。

修正資本主義と呼ばれる、
福祉重視の見方で、
財政の規模も大きくなっていきました。

イギリス初の女性首相・サッチャーにより
国は企業へ介入することを放棄して、
国有企業の民営化を行いました。
口出しや金出し(補助金や交付金等)をやめたのです。

さらに産業の合理化を行い、
人材の適材適所への配置換えを行い、
転職をすすめたり、
新技術の導入なども積極的に行い、
イギリス経済は回復へ迎えました。

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