領土の問題を考えるときに、
国と国の境をどう決めるかというのは、
大切な問題ですね。
国と国の関係を人と人との関係に置き換えると、
家と家の間をどうやって決めるかというのに、
近いかと思われます。
私たち日本人が住んでいる日本列島において、
21世紀現在においては、国境が存在していませんね。
国境が存在した時代
明治後期から昭和の始めにかけては、
樺太や朝鮮半島などで、国境が存在していました。
海に囲まれた島国・日本では、
あまり国境のことは意識しないかもしれません。
あまり国境のことは意識しないかもしれません。
海の国境(海洋国境)は「理想的な国境」という言い方もします。
海のように、自然そのものを
そのまま国境として使用している場合、
それを自然的国境といいます。
そのまま国境として使用している場合、
それを自然的国境といいます。
山脈国境
- アルプス山脈
イタリア・フランス・スイス・オーストリア - ピレネー山脈
スペイン・フランス - スカンディナヴィア山脈
ノルウェー・スウェーデン - ヒマラヤ山脈
中国・インド・ネパール - アンデス山脈
チリ・アルゼンチン
河川国境
- ライン川
フランス・ドイツ - ドナウ川
図の通り(ドイツ・オーストリアなど) - オーデル川・ナイセ川
ドイツ・ポーランド - アムール川・ウスリー川
中国・ロシア - メコン川
タイ・ラオス - セントローレンス川
カナダ・アメリカ - リオグランデ川
アメリカ・メキシコ - ラプラタ川
アルゼンチン・ウルグアイ - ザンベジ川
ザンビア・ジンバブエなど
湖沼国境
- 死海
イスラエル・ヨルダン - 五大湖
アメリカ・カナダ - チチカカ湖
ボリビア・ペルー - ビクトリア湖
ウガンダ・ケニア・タンザニア
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