タイの地誌

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タイの地誌について見ていきたいと思います。タイだけに。

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タイの基本地誌

タイの国土面積

タイは国土面積およそ51万平方キロメートルです。

この大きさはほぼスペインと同じぐらいの大きさですね〜。

タイの人口

人口はおよそ7000万人と考えてくださいたい。

タイの気候

国土のほぼ全域が熱帯地域に位置していますので、基本的には暑い国です。首都のバンコクは1月の平均気温が27.3℃、7月の平均気温が29.3°℃という国です。

年平均気温が28.9℃、年降水量が1653 mm となっています。

タイの最暖月

さてここで面白いのが実はタイの首都バンコクなんですけれども一番暑い月である最暖月がなんと4月なんです。

なぜ4月なのかというと、実は4月が最暖月になる理由は乾季の最終月っていうのが答えです。

タイをはじめとするは東南アジアの周辺はモンスーンの影響を強く受ける地域です。

東南アジアシリーズ各国の話をした時にもモンスーンは数多く出てきましたね

モンスーンの影響を受けるのは特におよそ5月からおよそ10月まが特に影響が強いと言われています。

特にこの頃になってくると南西から吹いてくるモンスーンが大量の雨をもたらします。大量の雨をもたらすため、気温が上昇しにくくなります。

という訳で、5月から10月は雨季です。つまり雨季になると気温の上昇がなかなか見られなくなるということです。雨季に入る直前が基本的には気温が高いですので、4月がなぜ最暖月かと言われれば乾季の最終月だからというのが答えの1つとしてあるということです。

タイの首都バンコクの最暖月は7月ですで、この4月っていうのが乾季の最終月ですので、比較的湿度が低く過ごしやすいと思われた人もいるかもしれません。しかし、タイの最暖月は4月でした。

これは東南アジアのあらゆる都市でよく見られる現象ですね。4月や5月が多いです。時期にズレはありますけれども、だいたい4月から5月ぐらいが最暖月となっている国が多いようです。

かつてのタイ=緩衝国?

タイの旧宗主国についてみていきます。

タイは実はどこの植民地支配を受けた経験がない国としてよく知られています。

実はタイは地図上ではタイの東側には、インドシナ3カ国ありますね。

ベトナム

ラオス

カンボジア

インドシナ3カ国はかつてフランスの領土でした。

西側を見ると、

ミャンマー

インド

バングラデシュ

パキスタン

スリランカ

この辺りというのはかつてイギリスの植民地支配を受けていました。タイのさらに南側に行くと

マレーシア

があり、この国もイギリスの植民地支配を受けていました。

このことからタイはフランス領とイギリス領に挟まれているためイギリスとフランスがお互いが話し合いを行い、タイを盗るのをやめるということでタイを植民地としてとらなかったという背景があるわけですね。

そのためタイというのは植民地支配をどこも受けたことがないというお話ですね。

このように大きな勢力が衝突しないように入れるクッションのようなそういう存在として前地理的な位置関係からそれを発揮することができた、こういう国を緩衝国といいます。

かつてのオーストリアも緩衝国??

ちなみに、この緩衝国は世界中で他を探してみると実はオーストリアがあります。

オーストリアは、東の方を見ると、

ハンガリー

チェコ・スロバキア

などかつての社会主義の国が位置しています。

オーストリアから西の方を見ると

ドイツ

フランス

オランダ

イタリア

スイス

など近隣国にあります。

しかし、かつての社会主義国と資本主義国の勢力が衝突する境目であり、オーストリアは社会主義国として独立するわけでもなく、資本主義陣営につくわけでもなく、永世中立国として独立したという経緯があります。

また、このような緩衝国は偶然地理的位置関係から、絶妙なバランスを獲得することができました。それを背景にどのような国の国家体制を作り出したか?っていうまあ考えていく土台になるわけなんですですので、タイの位置関係は緩衝国でありだからこそ植民地支配を受けたことがないとそういう経験があるってのがわかるかと思います。

タイの主な産業

タイの主な産業の中で農林水産業自動車工業そして観光業について見ていきましょう。

タイの農林水産業

タイの農業

タイは南部にチャオプラヤ川が流れています。チャオプラヤ川の下流域ではデルタが発達し、ここでは広く稲作が行われています。直播が多く、特に大きい浮稲が見られます。浮稲は以前、カンボジアの中でお話をした通りです。

そしてタイは長らく米の輸出の世界最大の国でした。現在は2012年よりインドが世界最大の国となっています。米の輸出はインド・ベトナム・タイ・パキスタンの4カ国が世界的に多い国として知られています。

タイの林業

そしてタイの北部ではチーク材と呼ばれる熱帯林材の伐採が盛んです。

チェンマイという町にその伐採されたチーク材が運ばれて来ます。

タイの漁業

マングローブ林を伐採し、養殖池を作りそして日本向けがエビの養殖が盛んに行われてる国でもあります。しかしマングローブ林を伐採するということはそこを根城にしている鳥類や魚介類の生態系が失われるということに繋がります。

マングローブ自体が津波をブロックしてくれる役割を持っていますのでおきますので

タイの自動車産業

自動車生産について見ていきましょう。タイは国民車構想の考えを持たず、海外の自動車企業を参入させることで、自動車産業を発展させてきました。

タイは日系自動車企業の進出が盛んで、1957年トヨタ自動車が販売拠点をバンコクに設置したのが始まりだといわれています。タイは海外自動車企業に恩恵を与え、現地の組み立て部品を輸入して、その国内で自動車を組み立てる場合は完成車の輸入に比べて関税を半分に引き下げるなど海外からの直接投資に優遇措置を取り、積極的に海外自動車企業の進出を促してきました。

トヨタやホンダは東南アジア諸国の輸出拠点として、位置づけた事業展開を行いました。他にも日産やいすゞなども進出して行きました。

しかしタイでは1960年代後半から完成車輸入が増加したこともあって貿易赤字が深刻化します。そのため、タイでは部品の現地生産による部品国産化政策を導入して行きます。

自動車産業は自動車企業が傘下に子会社・孫会社を従えたピラミッド構造になっており、雇用力が大きい産業として知られています。

そのためタイでは、部品の国産化政策によって、雇用力の大きい自動車産業の裾の取り組み育成しようと考えたようです。

1985年のプラザ合意によって、円高が進行し日本が輸出不振となると、日本から現地生産が加速し、1989年になるとタイはインドネシアを抜いて、東南アジア最大の自動車生産国となりました。

そのためタイでは東南アジアの生産拠点として ASEAN 域内への輸出が促進していきます。

生産台数に対する輸出台数の割合が高いことが特徴的です。

 

タイは国民一人当たり GDP が約6000ドルとそこそこ高くはあるのですが人口規模が約7000万人ほどインドと比べるとそれほど大きな市場とはならないようです。その為生産したモノを輸出に回す、これがすごく進んでいるようです。このように自動車生産体制を背景に1997年のアジア通貨危機2009年の世界金融危機2011年の大洪水などを経験しましたが2015年には約200万台の生産台数をあげました2011年11月大洪水の際タイ周辺国での代替生産を選択せず操業停止中においても従業員の雇用を確保し早期操業再開を実現したそうです大和このように日系自動車企業にとって欠かせない生産拠点いわゆる生産ハブとなっていることを証明するような出来事でした。

これを背景に1980年代以降日本に対する貿易の変化が見られるようになっていきます。それまでは農業や漁業といった一次産業を中心とした産業から豊富な低賃金労働力を活かし、海外から積極的に企業を誘致し輸出志向型の工業化を進めたことで、工業を中心とした産業が発展していきました。

そのため原料品や鉱物性燃料こういうものを中心に輸出していた。

日本への輸出品目が機械類の割合が増加していくこととなって行きます。

タイの観光業

そして、タイの観光業についてみていきたいです。

タイは観光業が発達しています。国際観光収入を見るとアメリカ・スペイン・フランスについで実は世界第4位、しかも、この年々額が増えているというところも特徴です。さらに国際観光収入が対 GDP 比で13%を記録してる国です。

アメリカが1%、フランスが2〜3%、そして日本は0.6%。それを考えてみると国家の産業の中で特に観光業が重要視されていることがこの数字からもわかると思います。

外国人旅行者の受入数は年間3600万人程度、世界最大のフランスは8700万人ですがそれには及ばないものの、3600万人は日本よりも多く世界第10位の順位を記録しています。

 

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